DJ shiki_game 's propaganda

音楽について広く扱うブログ

2018年11月14日(水)

今回の民族音楽論の講義は古典インド音楽で使われる楽器の演奏者をゲストに招き、実際に楽器の演奏を聴いたり、古典インド音楽についての話を聞いたりする形式であった。

 

タンブーラと呼ばれる楽器は、ドローン(持続音)を奏でるためのもので、曲を通して同じ音階しか弾かない。ドローンというとアンビエント等でよく聴く長い1音として認識していたが、音階になっていてもドローンと呼ぶようである。タンブーラはリュート系の楽器なのだが、ブリッジがなく弦を抑えることもないのが、ギター等にはない特徴である。タブラはパーカッションであるが、叩き方や叩く場所によって音色を自在に操ることが出来る。ヴァイオリンは西洋起源の楽器なのだが、インド特有の使い方が発展し、インド発祥の楽器だと信じる人が今でも多いほど浸透しているようだ。滑らかな音移動が可能な楽器なので、古典音楽に非常に適しているということで定着したという歴史を持つ。サンプル音源系のストリングスでも古典音楽風の楽曲は創れるかもしれない。また、滑らかな音移動はシンセでも可能であるから、今度試してみようと思う今回の講義で学んだことは楽曲作りに大いに活かせると思う。

 

3限は自主休講。シラバスでは来週中間テストのはずだが、先生は21日といったり28日と言ったりはっきりしていない。ただ今日でないことは確かだ。いずれにせよ、来週再来週は休めない。

 

4限の講義はオペラを見る予定だったのだが、前置きが長すぎて鑑賞は来週に持ち越しとなった。非常に残念である。そろそろ期末レポートのネタ探しも始めなければ。

 

全ての講義が終わって正門に向かう途中、ほぼ完成している戸山アリーナがライトアップされているのを目にした。なかなか綺麗で、来年の開業が待ち遠しい。