DJ shiki_game 's propaganda

音楽について広く扱うブログ

2018年10月10日(水)

昨日記事に書いた『ファンタスマゴリー』はyoutubeで見ることが出来るので一応載せておきますゥゥゥ。元々は無音作品なのでBGMは後年の後付。

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今日はまず民族音楽論の講義から始まったのだが、隣に講義中も構わず喋っているカップルが座っていたので非常に気が散った。朝から災難である。講義自体は面白かったのだが。インドの伝統音楽や、所謂ボリウッド映画音楽、ソーラン節まで各地の音楽を聴いたわけだが、ボリウッドにもEDMの波が来ていたのだなぁとしみじみ。どことなくインドらしさは残っているものの、派手なシンセ、ライズアップ等は完全に西洋のEDMを踏襲していた。EDMがどれだけ世界に広まっているかを示す例だろう。まあ個人的には「EDM」という括りは色々問題があってみだりに使うべきではないと思ってはいるが。そしてソーラン節。我々が普段耳にしたり学校で踊りに使ったりしたのは『タキオのソーラン節』というソーラン節を現代風にアレンジしたものだったのは今日初めて気づいた。確かに、よく聴くとギターやベース、シンセまで使っており、伝統的なソーラン節よりもアップテンポでリズムがよりやすくなっている。しかし節回しやこぶしの利かせ方は伝統的なものとなっている。

TAKIOのソーラン節 原曲のまま - YouTube

さらに講義では「音楽の捉え方」というテーマに基づき2つの音楽が紹介された。1つは儒教の儀式音楽、もう一つはバリ島のアンクルンの演奏。儒教の儀式音楽はメロディラインが存在せず、一音一音が長く、ともすれば不気味に感じるようなもの。アンクルンは一見軽快でポップな演奏に聴こえるものの、葬儀の際よく使用される楽器で、現地の人からすれば死のイメージが付きまとった楽器と言える。とはいえ、現代ではアンクルンを使ったフュージョン音楽もあるようで、ポジティブにとらえる動きもあるようだ。実に面白いと思う。

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ラストはサンスクリット語の講義だったわけだが、ただでさえ少なかった人数がさらに少なくなって、今日は3人だけでの講義となった。前回から2人減って全員で4人の講義のわけなのだが、1人今日は休みだった。来週以降ちゃんと来るのだろうか…?筆者以外の2人は中高年の生徒なので、準全たる20代の大学生は私1人という寂しい状況だった。まだ文法的に覚えていないことがたくさんあり、上手く質問を裁くことが出来なかったのはかなり反省しなければならない。予習にさらに力を注ぐことにする。