2019年3月9日（土）
今日は3月9日ということでミクの日と一部の界隈では言われている。ミクとは初音ミクのことを指す。しかし、間違ってはいけないのはミクの誕生日ではないことだ。誕生日自体は8月31日という設定（発売日が2007年8月31日だったため）。
ミクの日を迎えるのは発売されてから今日で11年目である。随分と長い時間が経ったものだ。かつては3月にミクの日感謝祭やミクパといったライブイベントが行われていた。筆者の中で一番記憶に残っているのはやはり『最後のミクの日感謝祭』だろう。最後ということでチケットの倍率が高く、現地で観覧するのはかなり難しかった。筆者はニコニコの中継でライブをリアルタイムで見た。とにかく最高の一言に尽きる。〆の『メルト』（その後追加アンコールとして『ワールドイズマイン』上演された）は圧巻。ミクパも同時開催され（ミクパと同時開催だったため2つ合わせて『ミクの日大感謝祭』とも呼ぶ。ミクパはその後数回続いた覚えがある）、ミクパ・最後のミクの日感謝祭のライブ音源を収めたCDは筆者の宝物で、個人的に名盤だと思っている（Amazonレビューだとそこまで評価が高くないようだが）。ライブ後すぐにAmazonで予約し、届く日を首を長くして待ったものだ。
筆者が買ったのはLive CDのAmazon限定版だが、現在はプレミア価格になっている模様。商品ページを見たら以前注文した旨を伝える表示があり、なんだか懐かしい気持ちに。
最後のミクの日感謝祭ということで、今後ミクのライブはないのかと危惧されたが、翌年には『マジカルミライ』という別のイベントが開始、2019年も8月9月に大阪・千葉で開催予定だ。3月にライブが行われなくなった代わりに、夏の風物詩と化した。ただ、2020年には幕張メッセ他首都圏の主要な会場は五輪の影響で使えなくなるため、どう対処するのか気がかりである。海外向けのミクライブとして『Miku Expo』もスタート。さらに『さっぽろ雪まつり』と同時期に札幌で『SNOW MIKU』も行われるようになった。ミクのライブイベントがここまで広がりを見せるとは、誰が想像していただろうか。39周年を迎えるのも、そう難しくないかもしれない。
