DJ shiki_game 's propaganda

音楽について広く扱うブログ

2018年10月29日(月)

デレマスの『クレイジー・クレイジー』のremixを作成。音声抽出にXTRAXを使ったわけだが、抽出したウワモノやベースも今回は使用してみた。

 

XTRAXも完璧に抽出できるわけでなく、ノイズとかが入りやすいのだが、エフェクトをかけるとそこまで気にならなくなることに気づいた。グリッチ系だとなおさらよし。ベースは個別に抽出できるわけではないので、ローパスで低音以外の音を削って使用した。

またエフェクトはセールで330円程度で手に入れたW.A.Productionのものを主に使用。

computermusic.jp

操作がシンプルかつ効果が分かりやすく、負荷も余り高くないためなかなかいい買い物をしたと思う。

remix作成にあたって意識したのは「踊ること」を主眼とすることで、なるべくシンプルに仕上げた。全体的に今まで作ったremixの中で一番いいものができたと自負している。

 

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TSUTAYAで借りた『Takkyu Ishino Works 1983-2017』を聴いていて気づいたのは、石野卓球が色んな方面へ楽曲提供していることだ。劇場版『SIREN』にも提供していたとは知らなかった。まだ収録曲全部聴けていないのだが、特にすごいと思ったのはremix楽曲だ。原曲のよさを完全に殺し切らず、それでいて卓球楽曲らしいクラブトラックのエッセンスを上手く組み合わせているのは流石と言ったところか。前述の『クレイジー・クレイジー』のremixを作るにあたってかなりの影響を受けている。『以心伝心』のremixは個人的に好きなのだが、原曲が流行ったのも筆者が小学生の頃だったなぁとしみじみ。そのころはまだ淫夢もガ板で細々とやっていた時期でもある。あっ…筆者も、歳をとったんやなって…(遠い目)。

ライナーノーツで石野卓球はこんなことを言っている。

自分の曲だったらもともとのお題はないけど、リミックスだとオリジナル曲の素材っていうお題があるでしょ。そのお題をキープしておけばいろんなことをやれる。

今までremixを作る際はオリジナルの素材をないがしろにしてきたため、これにはただただ自分の未熟さを痛感させられるばかりであった。収録作品及びライナーノーツが今回筆者に気づかせたことはかなり多いと思う。これを機に楽曲制作も基礎からやり直ししたいと思う。