2019年6月20日(木)
『Marley & Me』のペンギンリーダー版を読み終えた。映画化もされたベストセラーで、邦題は『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』。
頭が悪くトラブルメーカーだが、人の感情を理解できるゴールデンレトリバーのマリーと、飼い主一家の生活の様子を綴ったエッセイである。動物ものの宿命か、ラストでは年老いたマーリーと別れの時が。優しい英語に直されているので、筆者レベルでも容易に理解できる。それゆえに、ダイレクトに感情を揺さぶり、涙が止まらなかった。ここ数年は涙腺が緩くなったのか、この手のものを見たり読んだりするとしばらく涙が止まらなくなる。なんとなく手に取ってみた本書だが、借りてよかったと心から思った。