10月に延期予定だった『Coachella2020』、開催断念―英文記事を読む
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、今年4月の開催を見送り、10月に延期公演を予定していた『Coachella 2020』。残念ながら、その延期公演も開催中止が決定した。
4月公演の延期発表は3月10日のことだった。運営側としては、秋に収まることを見込んでいたようだが、残念ながら、アメリカはいまだ過酷な状況である。秋開催は時期尚早だという意見も当時から存在していたが。
『Coachella 2020』公式サイトに載った公式声明文によれば、リバーサイド郡の健康ガイダンスに従って、延期を決定したとしている。これは、『Coachella 2020』に限らず、アメリカで行われる予定の秋の大型イベントは、どれも開催が厳しいことを示している。10月まであと4か月あるが、それまでに大型イベントを行える環境が整わないと判断しているということである。『Coachella 2020』の中止決定を受けて、他の大型フェスも続々と中止が発表されるかもしれない。
『Coachella 2020』は、日本初のヴァーチャル・シンガー、初音ミクの海外大型フェス初参戦ということで、注目度が高かった。中止になってしまったため、それは来年以降にお預けとなってしまった。『Coachella 2020』と連動して、10月にアメリカとカナダでツアーを行う予定の『HATSUNE MIKU EXPO 2020 USA & Canada』も、中止が濃厚化と思われる。
元記事
『Coachella』公式サイト
