DJ shiki_game 's propaganda

音楽について広く扱うブログ

2018年11月1日(木)

とうとう平成最後の11月が始まった。今日は大学の講義もないので1日中本を読むことに費やした。読んだのはピーター・バラカン著『ロックの英詞を読む―世界を変える歌』(集英社インターナショナル)。英題として『Rock Between The Lines Songs. With A Conscinence』とつけられている。

 

著名な音楽評論家ピーター・バラカンが数多くの楽曲の中からチョイスしたものの歌詞を日本語で読み解いていく本である。題名にもある通り、楽曲は全てメッセージ性のあるもので、反差別や反戦といったものを主題としている。それゆえ、黒人アーティストのものや古い時代の楽曲も多いが、どれも現代を生きる我々にも響く曲ばかりだと思う。コラムにある英語の発音指導であったり、文法的説明等もわかりやすく、YMOに英語を指導したバラカン氏ならではの本だ。全体的に読みやすく良い本だと思った(小並感)。

 

夜は民族音楽論の小テストを受講。講義を聞いていればわかる問題ばかりであった(全部自信をもって解けたとは言ってない)。しかし配布されたプリントには書かれていないことを聞く問題もあったので、ただ出席してプリントをもらって帰るような授業態度では高得点は望めないようになっていて上手く出来てるなと思った。まだあと10回講義が残っているので気を引き締めていきたい。